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注意してほしい成分


アトピーは「排出作業」(出す)で、ステロイドは「抑制作用」(出させない)ということでした。

ステロイドほど強力な抑制作用を持つ成分は今の所ないのですが、そこそこの抑制作用を持つ成分は存在します。

一旦整理しておきたいのですが、ステロイドが悪で、ステロイド以外が良いということではありません。

「抑制」がアトピー改善を逆行させるということです。

なので、アトピーを根本から改善させたい場合は、お薬以外でも抑制作用のあるものを基本的に避けていくことが必要になります。




必ず確認したい、有効成分


私が買い物をする際に必ず確認する成分があります。それは「甘草由来の成分」です。

甘草は漢方の生薬の一種でもあり、多くは甘草の主要な成分である「グリチルリチン酸」という形で配合されています。

配合される製品は多岐にわたり、医薬品から、コスメ、ヘアケア、オーラルケア、そして食品にはその甘みを利用した甘味料として配合されることもあります。

なぜ、この成分を避けているか、実体験から理由までお伝えします。



身体の違和感


とても個人的な体感の話になることを前置きしておきます。

私は幼い頃から結膜炎がひどく、それは脱ステしても続いていました。目の痒みがかなり辛くて目薬などを活用してどうにか過ごしていました。

もちろん、目薬を選ぶときも「非ステロイド系」と書かれたものの中から選んでいたのですが、その中でとても良い目薬に出会ったんです。

痒みがとっても落ち着くし、お値段も安かったし、これは最高!と、数年間愛用していました。

でもちょっと気になることが。

それはしばらく使っていると、痒みが戻ってくるサイクルがどんどん短くなっていくこと。結果的に使う量が増えて、次第に効きが悪く感じてくる。

そんなときは痒みを我慢して、しばらく使用を中止する。

そしてしばらく経ったらまた使う、そしてまた同じような経過を辿る、ということを繰り返していました。

すっかり非ステロイド系という言葉に安心していたのですが、ある日、「なんか、ステロイドを使っていたときみたい」とハッとしました。

気になって成分を調べると、グリチルリチン酸が抗炎症成分として配合されていました。これが何かあるのかな?と調べていくと、出てくる出てくる。

グリチルリチン酸にはステロイド様作用があるという医師の記事もたくさんありました。一方で、別物だから問題ないとする記事も。

すごく簡単に説明すると両者は似た構造を持っていて、体の中でも似たような働きができる、ということです。でも厳密には全く同じではないので、どこを取るかで意見が変わってくるのです。

でも私はこれまでの経験上、大事なのは理論よりも体感だと痛感しています。

私の体においては間違いなく、ステロイドに似た反応が出た。それだけで十分でした。



グリチルリチン酸の役割


グリチルリチン酸は主に抗炎症作用や整肌・鎮静目的で配合されます。

配合量は規定があり、一定以上配合して効果効能を謳うと、化粧品と薬の中間と言われる医薬部外品として販売することもできます。そのくらい作用が明確にあるということです。

薬局で一般化粧品から医薬部外品まで、いろんな製品の裏側を見てみると、多くの製品に配合されていることがわかります。

コスメだけでなく、マウスウォッシュなどは入ってない製品を探す方が難しいくらいです。

グリチルリチン酸を含む成分表記はたくさんあって、よく見るものは以下の通りです。

・グリチルリチン酸
・グリチルリチン酸ジカリウム
・グリチルレチン酸
・グリチルリチン2K
・甘草エキス
・カンゾウ根エキス
・リコリスエキス(甘草のハーブ名はリコリスです)
・GK2

甘草やリコリスと書かれるものは、植物全体から取ったエキスで、グリチルと付くものは、薬効成分だけを取り出したものです。



みんなが避けるべきかどうかは別問題


先にお伝えしたように、ステロイドであってもある程度問題なく使用できる人はいます。グリチルリチン酸であってもそれは同じです。

ただ、アトピーを改善していくためには抑制が改善を遅らせるという意味もありますし、もしスキンケアをやめずに進めていきたい場合は、そのスキンケアが本当に合っているのか、抑制されて合わない反応が消されているだけなのか判別もつきません。

そのコスメをやめたら炎症が出るようであれば、それはもう依存です。

昔からグリチルリチン酸が配合された製品はありましたが、最近は本当に多くの製品で配合されています。

長年ロングセラーだったコスメがリニューアルして、グリチルリチン酸入りになったりもしています。

そりゃ簡単に、「肌が落ち着いた!」という体感が出るものね…と思ってしまいます。

私が目薬で陥った事態のように、知らず知らずのうちに、ということがないように、体にのせたり入れたりするものは、確認すると良いでしょう。








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