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化粧品の立ち位置
まず化粧品の位置付けについてお伝えします。
日本の薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)では、次のように定義されています。
「人の身体を清潔にし、美しくし、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚や髪を健やかに保つために使用されるもので、作用が穏やかなもの」
つまり、化粧品はあくまで日常のケアを目的としたものであり、病気や炎症を治療するためのものではありません。
人体に強く作用するものは、医薬品や医薬部外品として区別されています。
たとえば「薬用化粧品」と呼ばれるものは、正式には医薬部外品に分類され、肌あれ予防やニキビ予防などの限定的な効能を持ちますが、炎症そのものや体質を治す作用はありません。
アトピーとスキンケアの現実
アトピー向けのスキンケア製品が数多く紹介されていますが、日本皮膚科学会の見解でも、ステロイドを含む医薬品でさえ「治す」ものではなく、症状を抑えるための治療であるとされています。
そのため、スキンケア製品によってアトピーが治る、という考え方自体が成り立ちません。
まとめ
- 化粧品は治療を行うものではない
- 医薬部外品でも、効能は限定的である
- スキンケアでアトピーを治すことはできない
上記を踏まえてSNSに氾濫する情報に惑わされないようにしましょう。