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人生初の精密検査と長男の成長

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先日、肝臓の精密検査に行ってきました。

結果から言うと、ただの「血管腫」で経過観察も必要なし。ほっとしました。

事の始まりは、胃カメラと大腸カメラのついでに、軽い気持ちで受けた腹部エコー。 そこで「肝臓に腫瘍あり」と言われ、紹介状を渡されました。

先生の雰囲気も「念のためね〜」という感じだったので、私はすっかり気楽に構えて、長男(21歳)に「精密検査に行ってくる」と報告だけしました。

そしたら長男から「俺も行く」と即答が。

…いや、ちょっと待って。 つい数年前まで、筋金入りの思春期で「うっせえババア期」がシーズン5くらいまで長期連載されてた男です。

あの、部屋のドアを強めに閉めてた男が「俺も行く」?

「いやいや、ただの検査だし大丈夫!」と返したものの、一緒に行ける候補日がすぐに送られてきました。

彼は今、社会人として働いています。調整も必要だったはずなのに、快く「行ってきな」と対応して送り出してくださった会社の皆さんには、もう感謝しかありません。

そんな職場の温かさに甘えて一緒に行ったのが1回目。この日は採血と精密検査の予約だけであっさり終了してしまい「次は本当に1人で平気だから」と言うも、2回目もやっぱり「俺も行く」とついてきてくれました。

実は、大腸カメラの時に取った、全く問題なさそうと言われていたポリープが「放置するとがん化するタイプだった」と聞いたばかりだったので、内心はちょっとドキドキしていたんです。

だから、横にあの元超絶反抗期のw長男がいてくれたのは、めちゃくちゃ心強かったのです。

しかも、2回目を待つ数週間の中で、とても良い時間を持てました。それは「私が死んだ時のこと」を長男としっかり共有できたこと。

こういう話って「縁起でもない!」ってタブーになりがちですが、長男は淡々と必要な手続きや希望を一緒に確認してくれました。

このやり取りができたおかげで、私としては「これなら安心して旅立てるな」なんて思ったりして。あんなに生意気だった子が、いつの間にか最高に頼もしい相棒になっていました。

無事に「問題なし!」の結果を聞いて病院を出た後「よく2回もついてきてくれたね」と言うと、長男が裏話を教えてくれました。

「あ、あれ言わなかったっけ? 〇〇(長男の親友)がさ、『女の人は我慢強いから泣き言を言わないだけだ。お前、仕事休んででもお母さんについていけよ。俺みたいに後悔すっぞ』 って言ってくれたんだよね」

そのお友達は、高校生の時にお母様を亡くされています。 自分の経験があるからこそ、親友の母親である私のことも気遣って、長男の背中を押してくれた。

その優しさと、親友の言葉を真っ直ぐに受け止めて行動してくれた長男の行動力に、じーんと胸がいっぱいになりました。

「うっせえババア期」を過ごした長男が、こうやって人の痛みがわかる優しい男に育ってくれたのは、間違いなく周りにいてくれた素晴らしい友人たち、そしていつも彼の側で支えてくれている仲間たちのおかげです。本当に周りの環境に恵まれたなぁ、と感謝しかありません。

精密検査が思いのほかサクッと終わったので、次男が学校から帰るまでの時間、長男が「映画でも行こう」と誘ってくれました。

観たのは、マイケル・ジャクソンの映画。 気づけば、彼が亡くなってからもう17年も経つんですね。

昔の私にとってマイケルは「遠い世界の変な有名人(失礼!)」という印象で、輝かしい時代もリアルタイムでは知りませんでした。

でも、彼が亡くなった後に『THIS IS IT』を観て、たくさんの誤解を持っていたことを大反省。少しでも力になりたくてDVDを買い、まだ小さかった長男(当時はまだ可愛かった!笑)と家で何度も観ながら「ポゥ!!!」と、踊ったものでした。

まさか21歳になった息子と、またこうしてマイケルの映画を観る日が来るなんて!

あの頃の思い出を長男がちゃんと覚えていて、このタイミングで誘ってくれたことが、何よりも嬉しかったです。

ちょっとドキドキした数週間でしたが、終わってみれば息子の成長と、彼を囲む人たちの温かさをしみじみと感じる、最高に幸せな日々となりました。

育児のゴールってどこにあるか分からないけれど、こんな日を迎えられるなら、あの長い長い「うっせえババア期」を乗り越えた甲斐があったなと思います(笑)。

健康のありがたみを噛み締めつつ、またここから元気に爆走していこうと思います!

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