zisen

迷わないための思考法

迷いの仕組み


人は調子のいい時は迷わず「よし!この道で正解だ!」と進めます。

でも思うようにいかない時「他にいい方法ないかな?」と新しいなにかを探し始めます。

アトピー改善を求め続ける人は後者のパターンが多いです。

(以前お世話になった先生は、そういう人のことを「渡り鳥さん」と呼んでいました。当時の私は、自分のことだとドキッとしました。)

渡り鳥さんになる理由はふたつの「不安」があるからです。



なんとなくやっている


「よくわからないけど、いいらしい」

どんな療法も、このような曖昧な状態で始めると、すぐに心が揺らいでしまいます。

何がどうなって良くなるのか仕組みがわかっていないと、途中経過もこれで良いのか悪いのかよくわからない。すぐに不安に襲われてしまいます。

結果的に、始める理由もふんわり、やめる理由もなんとなく。ということになってしまいます。

かつての私はこれを繰り返していました。



体の仕組みを叩き込んでいない


前章でお伝えしてきた、炎症の仕組み、アトピーの仕組み、体を変えるために必要なことを深く理解すること。

そして西洋的な見立て(抑制)と東洋的な見立て(整える)を自分の力で考えられること。

これが全てです。

この軸が定まれば、そもそも「なんとなく」でなにかを始めたりもしません。

仕組みに沿った方法でやっていくからこそ、体が着実に変化していくし、途中で排出が起こったとしても、どっしりと構えていることができます。



凄そうなものほど凄くない


理論が明快でわかりやすいものほど、実際の体の中ではその通りに働かないことが多いです。

「アトピーはミネラル不足です。ミネラルが足りないと炎症が止まりません。だからミネラルを摂ったらアトピーは治るんです!」

なるほど!と思って飲んでみても、炎症は止まらない。

「アトピーは首の骨のズレから自律神経が狂って起こってます。だからこの機械で骨を治しましょう!」

なるほど!と通ってみても、アトピーは治らない。

これは全部、過去の私です。(実際はまだまだ、まだまだあります。トホホ)

そもそもですが、アトピーが起こっている理由をひとつやふたつに絞ることは不可能です。

ここまでお伝えしてきたように、アトピーは内臓を含めた全身の話です。

キャッチーで分かりやすく、理論的に聞こえる方法ほど、実際にはその通りにならないことが多い。

そのことをぜひ、覚えておいてください。(生徒さんの話を聞いていると悲しくなる話が多すぎます。。)



苦しくなると視野が狭くなる


アトピー改善は俯瞰力が大切です。

辛い時、辛いところばかりを見てしまうのが人間の性質です。

つい、皮膚だけを見て落ち込んでしまうこともあると思います。

そんな中でも俯瞰力が付いてくると

「腕はまだ痒いけど、顔はちょっといいかも。良い便も出てる。あ、脚の炎症は下火になってきてるかも。」

こんな風に、見え方が変わるものです。

こういった見方は、生まれ持った性格ではなく後から身につけられるスキルです。

もっと言うと、ただの思考癖です。

広い視野はアトピー改善の大きな要素です。今からその癖を付けていきましょう。



生活の中の全てが掛け算


アトピー改善はたくさんの要素の掛け算のようでもあります。

ざっくり言っても、食事、スキンケア、住環境、運動、メンタルなどの要素があり、ほとんどに気を使っていても、どれかが足を引っ張ると、改善が遅れることもあります。

でも気をつけて欲しいのは「足し算の思考」にならないことです。

あれもこれも付け足していくのではなく、それぞれをシンプルにマイナスしていくことです。

実際、私のサポートの中で改善がグッと進む時は、当たり前を見直して、何かをやめた時であることがほとんどです。

アレルギーがあるものは確かに症状のトリガーにもなるので、体が整い切らないときは控えるのも有効です。

でもそれは一生続けなくて良いのです。

体が整えば、体が許容できるものが増えます。(アレルギーが減る)

気持ちの余裕が出来てきたら、恐れすぎずに少しずつ実験して現状を見極めていくことも実践していきましょう。



真面目がすぎる!管理の鬼👹


真面目な人ほど陥る罠…。

アトピー改善を思うばかりに、日常の全てを敵味方に分けて、敵は徹底的に排除しようとする。

そのために管理の鬼へと変貌を遂げる。

自身はいつもピリついてる人となり、周りは萎縮しながら過ごす。

これは過去の私のことです。だから、そうなっちゃう気持ち、とってもわかります。

だけど!

人間の面白いところは、体を作る要素が、食べ物や皮膚につけたものだけでできている訳ではないということ。

意外と「心の作用も大きい!」ということです。

良くなさそうなものを食べたのになんか調子よさそう…。って時もあれば、悪いものは食べてないはずなのに、なんだか調子が下降気味…。って時、ありませんか?

これってみんな体験してることなんじゃないかなって思います。

食事の項目でもお伝えしましたが、どんなにいいものを食べても、悲しい気持ちで食べれば消化力は落ちますし、その逆もまた然りです。

それと、お子さんがアトピーの場合、お母さんがあちこちの情報を取って、右!って言ったかと思えば、次は、左ー!!って言うような状況もあるあるではないでしょうか。

軸のない母の在り方で、お子さんが混乱するシーンも多く見受けられます。

ブレない母でいることはお子さんにとっても大きな指針であり心の支えになるのです。

自身のアトピー改善であっても同じです。

心は長年かけて作ってきたものなので、そう簡単に変化はしません。

でもコツコツ積み上げれば、必ず変化するものでもあります。

うまくやれない自分に落ち込むこともあると思いますが、在りたい姿に近づけるように、心が揺れたら軸に戻る(教科書を何度も読む!)ことを繰り返していきましょうね。








記事URLをコピーしました