恋するときに大切なこと
恋は「自分を好きでいられるか」を映す時間
恋をしているとき、ほとんどの人(特に女性は、かな)「もっと綺麗になりたい」と願います。
好きな人に、自信を持って会いたい。それはとても自然で、誰にでもある感情です。
けれど、アトピーがあると「綺麗でいたい」という想いが、いつの間にか「隠さなきゃ」「見せられない」に変わっていくことがあります。かつての私もそうでした。
肌が荒れている時期に恋人と会うのが怖くなったり、「こんな状態を見たら嫌われるんじゃないか」と焦ったり。
そんなときはいつも、「見た目を良くすること」を最優先に考えていました。
でも、いろいろな経験を経て気づいたのは、本当に大切なのは「どんな自分も大切にできるかどうか」ということでした。
恋愛とは、「誰かに愛されることを学ぶ時間」であると同時に、「自分をどう扱っているかを問われる時間」でもあります。
もし相手が本当にあなたを大切に思っているなら、見ているのは肌の状態ではなく、あなたの表情や声、話す内容のはずです。
「今日、ちょっと痒くてつらいんだ」と自然に言える関係は、見た目を取り繕うよりも、ずっと深い信頼を育ててくれます。
条件付きの自己肯定から、安心できる関係へ
肌の調子が良いときだけ自信を持ち、荒れているときは自分を否定してしまう。
それを繰り返していると、心はずっと「条件付きの自己肯定」の中で揺れ続けてしまいます。
けれど、「どんな自分も受け入れてもらえる」と感じる恋愛は、「どんな自分も受け入れていい」と自分自身に許可を出すことでもあります。
相手が本当に喜んでいるのは、あなたの完璧な肌ではなく、あなたの笑顔です。(そうでないなら、こちらから願い下げでOKです!)
相手だけを大切にするのではなく、相手の反応だけに振り回されるのでもなく、自分自身も同じように大切にしながら、優しい人と巡り合ってくださいね。
最後に、すでに結婚相手やパートナーがいる方へ。
「アトピーのことをわかってくれない」そう感じている人も多いと思います。
でも、経験上、こちらの想いや伝え方が変わることで、関係性が大きく変わるケースは本当に多いです。
私自身、過去を振り返ると独りよがりだったり、被害者意識が強かったり、自信のなさや否定的な感情を抱えすぎていて、パートナーとの関係づくりがとても難しかった時期がありました。
当時は相手のせいにしていましたが、今なら「そんな態度や考え方だったら、誰だって距離を取りたくなるよね…」と素直に思えます。
この教科書のマインドに関わる部分は、人生において実はとっても大切な要素です。何度も目を通して、ご自身の人生や人間関係に、そっと役立てていただきたいです。